ヘビの毒がアンチエイジング!?塗るボトックスの秘密
1.スイスの製薬会社が開発!人口毒を使った化粧品

シンエイクとは、正式にはジ酢酸ジペプチドアミノブチルベンジルアミドという名称で、スイスの製薬会社ペンタファームが作りだしました。塗るボトックスと呼ばれるこのシンエイクは、ヘビの毒が筋肉を弛緩させることをヒントに作られた人工的な毒をベースとした化粧品です。ペンタファーム社は、1948年から蛇の毒を輸入し、研究を続けてきた末、アンチエイジング用の化粧品原料を開発しました。もともと、血栓に効力のある薬を製造してきたのですが、蛇の毒の筋肉をマヒさせる作用がシワをとるためのアンチエイジングに使えるかもしれないと研究を始め、2006年にはついにスイステクノロジー賞を授与されました。
2.塗るボトックスの効果

シンエイクは、アルジルリンを超えるオリゴペプチド美容成分です。塗るボトックスと言われ、表情筋の細胞レベルに働きかけます。目元や口元の表情ジワに対して、ボトックス注射と同じ効果が得られるのです。何より、ボトックスは注射の必要がありますが、シンエイクは塗るだけでよいので気軽に使うことができます。それでいてシンエイクは、ボトックスよりも6倍もの効果があるとされます。注射することに抵抗があったという方でも、シンエイクなら塗るだけなので安心です。
3.カオのどこのシワにも効く!シンエイクの万能性

シワは顔の筋肉を繰り返し動かすことにより、ひたいや眉間、目尻や目の下、口もとなどに現れます。毎日動かす顔の筋肉で、放っておくとシワはどんどん固く、深くなっていってしまうのです。そんなシワの改善には肌の弾力と柔らかさが不可欠と言われており、シンエイクはそのようなお肌に変えてくれるというのです。表情筋の収縮や加齢によって発生したシワにシンエイクに含まれるヘビの毒と同じ物質が働きかけ、リラックスさせ、お肌をなめらかにします。そのため、シンエイクを塗って肌になじませたその瞬間から、すぐに皮膚のシワの改善は始まります。ある実験結果によると、10分で効果が表れ、継続して使用することで1カ月後にはシワの半数が減少したという結果がでているそうです。何より嬉しいのは、目元、口元など全てのシワに対応することです。加齢や乾燥でできてしまった小ジワの予防、改善に試してみてみたいですね!
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