半身浴は美容法ではなかった!?本当にやるべき入浴法
1.半身浴の効果はリラックス
じーっとガマンして半身浴で1時間の入浴タイムが日課、と口にする女優さんもいます。なるほど、美容には半身浴が一番いいのね!と思い込んでいる方も多いのでは?しかし、それは大きな思い込み!!汗をかくことが肌や体の代謝に効果的なわけではありません。半身浴はもともと心臓に負担がかかりやすいお年寄りや病人向けの入浴法なので、美容とは関係ないのです。ただし、入浴はリラックス効果などメリットもあります。正しい認識をもって入浴をすることは大切です。
2.思い込みに注意!入浴にはデメリットもある?!
入浴と効果の認識をチェックしてから長い間思い込んでいた間違った入浴法を見直していきましょう。まず、一番よく耳にするのが『入浴は代謝を上げる』。入浴をすると大量の汗をかくので思い込みがちですが、外から体を温めても代謝はあがりません。運動するなどして体の中から体温を上げることが必要です。次に、『冷え性に効く』。外から体を温めることで血行が良くなります。ところが時間がたてば元に戻ってしまうので効果としては一時的。そして次は『毛穴の汚れがとれる』。そもそも汗が出る汗腺と皮脂線は別ものなので、汗をかいても毛穴の汚れが一緒に流れ出ることはありません。そして『保湿効果がある』。これは長時間入れば入るほど逆効果になります。長風呂は肌の潤いを奪い、お風呂から出た後に急激に乾燥し、ダメージを与えます。やり過ぎはデメリットになるので注意!
3.これはホント!入浴のメリット
入浴が美容に繋がる真実もあります。それは、『リラックス効果』があることです。ゆっくりと体を温め、筋肉をほぐすことで良い睡眠を促してくれます。ぐっすり眠ることは美肌のために不可欠な行為です。ですから、直接的ではなくても入浴にはメリットがあると言えます。
4.正しい入浴法はコレ!全身浴に切り替えよう
お湯の温度は好みですが、低い温度ではなく、38度~39度くらいで問題ありません。熱めが好みならば40度でもOK。短くて10分程度、長くても30分で上がるようにしましょう。入りすぎは肌の潤い成分がお湯に溶けて、乾燥を招くので要注意!そして半身浴ではなく、肩までしっかりつかって大丈夫です。体を洗う時はボディソープよりも固形石鹸が好ましいです。固形石鹸は界面活性剤が少ないことや余分な油脂を残さないなど、ボディソープよりも肌に優しい利点があります。また、毎日ゴシゴシ洗う必要はありません。1日おきでも週に3回でも大丈夫。日常生活でそんなに汚れることはありませんし、汗は水溶性なのでお湯でも十分洗い流せます。逆に毎日ゴシゴシ洗うことで肌にダメージを与えてしまうこともあります。皮脂の多い部分(頭、背中、胸)と少ない部分(手足)で力や時間を調節しながら洗うようにしましょう。顔も体も美肌になるために!正しい入浴法、ぜひ試してみてください。
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