SPF値が高ければ安心なんて嘘!?今日から本気の紫外線対策!
1.SPF・PA数値とは?
日焼け止めに書かれているSPFやPAというアルファベット文字の意味、なんとなーく知っている人も多いはず。 SPFとはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略でUV-B波の防止効果を表す指標です。紫外線を浴びた際にできる皮膚赤い斑点ができるまでの時間を何倍に長く出来るかを表していて、 SPF30の日焼け止めを利用した場合、赤い斑点が現れる時間を30倍に延ばすことができるということになります。最大値は50で、最高50倍の時間紫外線を防げるようになっています。PAとは、Protection Grade of UV-A(プロテクション グレイド オブ UV-A)の略で、UV-A防御指数とも言います。SPFが肌が赤くなる原因のを防ぐのに対して、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぎます。これは+の数で表され、最大は+++です。
2.UV-AとUV-B、どちらが怖い?!
紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの三つがあります。この中で最も危険だとされているのがUV-C。あまり耳にしたことがないかもしれませんが、これはオゾンホールの破壊によって届きはじめているというまだ未知の紫外線。そして、次に危険とされているのがUV-B。紫外線のパワーがUV-Aよりも1000倍も強いとされ、肌に強力にダメージを与え、シミ、ソバカスの原因になります。UV-Aは肌の深いところで作用し、シワやタルミなどの老化を促進させます。紫外線の強い高山地方で暮らす人々が実年齢よりも遥かに老けて見えるのはこれが理由。怖―い紫外線のダブルパンチをくらうと肌に取り返しのつかないダメージを与えてしまうのです。
3.数値だけに惑わされるな!長持ちする日焼け止めを選ぼう
SPFの数値は時間を表している、ということは前述しました。SPF50ならば理論上20時間くらいは日焼け止めの効果が持続する…とはあくまで目安。汗や皮脂で化粧や日焼け止めは落ちてしまうことも。どんなに数値が高くても、何度も塗り直さなければその効果は持続しません。ですから、日焼け止めを選ぶ際には製品のモチの良さも重要なポイントになります。理想はPA値が最高の+++でSPF値が30以上の落ちにくい日焼け止めを選び、たっぷりとムラ無く塗りましょう。ちょっと高価な日焼け止めでも惜しまずに規定の量を肌に均一に塗ることが大切!自分にあった日焼け止めを自分なりの使い方で、本気の紫外線対策を!
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