脚は組んだほうがいい?!骨盤ダイエットの嘘ホント
1.大きな勘違い!骨盤は開かない

骨盤ダイエット、骨盤引き締め運動、巻くだけ骨盤ベルトダイエットなど、巷ではたくさんの骨盤ダイエット本、商品が出回っています。下腹のたるみ、お尻や太もものお肉…。全ては開ききった骨盤のせい!!と信憑性のある言葉を並べては女性のダイエット心理を突き動かしてきました。しかし、これは医学的に見て実はとても曖昧な言葉だったことをご存知でしたか?そもそも、骨盤というのは1つの骨を指すものではありません。複数の骨の総称なのです。認識しやすいお皿のような腸骨をはじめとして恥骨、仙骨、尾骨、坐骨、これら全てを合わせて骨盤といいます。そのため、骨盤が開くというだけではどの骨がどのように開いているのかはハッキリ分からない微妙なニュアンスなわけです。それが逆に素人に分かりやすい言葉として浸透してしまったのです。実際、骨盤は開くといってもそんなに動くものではありません。動くのは妊娠や出産の時くらいです。普段は数ミリ程度と言われています。
2.ほんとの原因は股関節?!
それでは、なぜ骨盤骨盤と騒がれているのでしょうか?それは、股関節に関係があるのです。身体が歪む、体調不良、その要因のひとつが股関節の開きです。股関節とは腸骨のくぼみと大腿骨先端がはまっている部分を指します。そしてその部分が開きっぱなしの状態が骨盤と総称される部分や背骨に至るまで悪影響を及ぼし、体の不調に繋がるとされます。股関節が一番の原因であるのにその周りの骨盤が注目されたのは「骨盤」という言葉に説得力を感じさせる何かがあったからではないでしょうか。真実は、股関節を閉めることが骨盤を正常な位置に保つポイントということです。
3.股関節を閉めるには?

股関節が開いた状態を避けるには、今ある骨盤ダイエットももちろん有効です。ただし、ベルトを巻いたりする場合は骨盤よりも股関節、太ももの付け根を意識して巻くほうがいいでしょう。そして、立つ姿勢だけでなはく、座り姿勢も大切です。長時間の座り仕事、脚を組むと身体が歪むとされていましたが、股関節を閉めるためには組むほうがいいのです。といっても組みやすいほうだけではなく、組みにくいほうの脚も組むことが大切です。バランスよく交互にするといいでしょう。また、寝るときは仰向けよりも横向きのほうが股関節の開きを防ぎます。歩き方や姿勢に気を付けて、股関節を意識しながら動くようにすることが身体の歪みや不調を改善するための重要なポイントです。
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