動物と植物の性質を併せ持つ!ユーグレナのここがスゴイ!!
1.ユーグレナは虫じゃない

ユーグレナは、17世紀に「微生物学の父」と称されるレーウェンフックによって、ラテン語で 美しい(eu) 眼(glena)という名前が付けられました。そして、和名ではミドリムシと呼ばれています。ただし、和名から連想されやすい虫ではなく、藻の一種である微細藻類に分類されます。体長は約0.03mm(30ミクロン)から0.05mm(50ミクロン)という微生物の一種です。そして5億年以上前の原始の地球で誕生し、生息しているのです。ユーグレナは緑色の体で植物のように光合成を行って栄養分を体内に蓄えるだけでなく、動物のように細胞を変形させて移動することもできます。このように植物と動物の両方の性質を備え、現代人に不足しがちなビタミン類13種、ミネラル10種、アミノ酸18種、不飽和脂肪酸など、59種類の栄養素全てを作り出すことが出来る非常に珍しい存在です。
2.豊富な栄養素を含むユーグレナ

ユーグレナは、植物、動物、2つの特徴を併せ持っています。植物としては、光合成によって成長していくので水、光、二酸化炭素さえあれば育つことができます。また、高濃度の二酸化炭素の中でも生存できる生命力を持っています。また、動物の性質としては、植物が備えている細胞壁が無く、その結果として、野菜などの植物と比較し、人間が食品として摂取した際の栄養の吸収率が優れているのです。ユーグレナには体内に摂取した炭水化物、たんぱく質、糖質などのエネルギー変換を助けてくれる栄養素であるビタミンB群、細胞の生成に必要なミネラル分である亜鉛。食物を摂ることでの吸収が難しいと言われる亜鉛、魚の眼などに多く含まれる不飽和脂肪酸(DHA、EPA)、必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。そして、ユーグレナ特有の成分としてパラミロンが含まれています、このパラミロンには、不要物を吸着・包摂し、排出する働きがあることが分かってきています。つまり、ユーグレナには栄養分を補うことと、不要なものを排出するという2つの働きがあるのです。理論上、人間が必要な栄養素を全て持っているユーグレナ。1660年代に発見され、歳月を経て2000年代に入り、日本の会社がその培養に成功しました。栄養補助食品として、美容液として、世界的に広まっていきそうですね!
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