今話題の馬油とは?人気の秘密は万能性にあり!
1.古くから伝わる馬油の歴史
馬油の歴史は古く、唐(中国)の僧侶が奈良時代の日本に渡航してきた際、福岡の大宰府、筑紫野地方で広めたと言われています。昔から馬との関わりが深かったその地方では、馬の油が火傷や傷に効くとして使われるようになりました。そして年月は経ち、有名なソンバーユの開発者が偶然にもその地で馬油と出会い、自らの怪我をもとに研究を重ね、食用から薬、美容にも使える万能薬を生み出したのです。その効力から類似品も出回っていますが、馬油は商標登録されています。しかし、最初は馬の油を化粧品としては認めてもらえず、食品として売り出すしかありませんでした。長年の努力の末、ついに化粧品としての馬油が許可され、新たにソンバーユと名付け、世界でもその効果を認められるようになりました。
2.馬の油の秘密
代表的な馬油、ソンバーユは熊本で育った食用馬の上級脂肪を蒸気洗浄し、油臭や品質劣化のもとになる不純物を完全に除去した純度100%のもの。馬の脂肪は腹部を中心に全体からとれます。新鮮な熊本の馬の脂を使用していることが最大の秘密。決して輸入馬や劣化した馬の脂を使用していません。そして、高度の不飽和脂肪酸をたくさん含有しているので温度変化に強くありません。それは見かけをよくするための凝固剤や乳化剤などの安定剤は一切添加していないからです。馬油は冷蔵庫で保管すると長期的に使用できます。
3.代表的な使用法
馬油はそれこそ頭皮、身体、顔、全てに使える万能薬です。日常の怪我や肌荒れの特効薬としてはもちろん、水虫や痔、虫刺されにも効きます。肩こりや神経痛にも効きます。馬油を塗布した部分からその成分が肌の奥深くまで浸透し、血行促進が促されるため、肩こり改善、傷ついた皮膚の再生に繋がるのです。
4.美容に馬油
最近美容液としての馬油が見直されています。オイルなのでベタベタするかと思いきや、素早い浸透性で表皮の内部に染み渡り、しっとりする感じです。洗顔後、馬油を指先に少しとり、顔全体に行き渡るように浸透させます。馬油を使ってフェイスマッサージをする際はスムーズに指がすべるくらいを塗布し、最後に拭き取りましょう。化粧水や乳液をする必要はありません。水分が足りないと感じた場合は行っても構いません。また、乾燥肌の方にオススメするのが馬油パックです。身体の気になる部分や顔に馬油を塗り、お風呂で10分くらい蒸しパックをします。軽く洗い流します。お風呂上りにはしっとりもちもち肌に。
Tweet関連記事
- 敏感肌は思い込み、クレンジングと洗顔の落とし穴
- 化粧水、冷蔵庫に入れてない?気づかなかった間違い認識
- 高級化粧品を使っていると肌が慣れるって本当?!
- あなたの口紅は何年モノ?使用期限に注意!
- 制汗剤の使いすぎは脇の黒ずみ原因になる?
- 今話題の馬油とは?人気の秘密は万能性にあり!
- 炭酸水は肌にいい!飲むだけじゃない美容法
- 見えない口臭が一番コワイ!!言われる前の口臭予防対策!
- 脱、おじさん化!!豆乳でモチモチ美肌を手に入れよう
- 美肌効果抜群!?アマニ油って一体何?
- タバコは美容の大敵!スモーカーズ・フェイスとは?
- 痩せていても二重アゴ!肥満だけが原因ではないって本当?
- 動物と植物の性質を併せ持つ!ユーグレナのここがスゴイ!!