お肌リセット!肌断食で正しい肌サイクルを見極めよう
1.肌断食って何?
しっかりケアしているのに、肌が乾燥する、化粧のりが悪い、化粧崩れする、赤み・ザラつきがある、にきびがなかなか治らないなど、お肌のトラブルはありませんか?最近は過剰なスキンケアが原因の乾燥肌が目立ちます。濃いアイメイクを落とすためのクレンジングや洗顔のし過ぎ、基礎化粧品の使い過ぎが状態を悪くしているのです。そんな時は、メイク落としや洗顔などの肌の手入れを2、3日間中断する『肌断食』でお肌の状態をリセットしてみてはどうでしょうか。身体の調子を整えるために行う『プチ断食』の肌版断食です。肌断食をすると、肌の保湿成分が流れ出ず、不要な角質がはがれて皮膚が自然と新しくなり、肌が本来の能力を発揮して乾燥肌を防ぐとされます。
2.肌断食の方法
肌断食を行うのは、メイクが薄くても過ごせる週末や、夏休みなどの休暇に行うとよいでしょう。3日間行うのが理想です。初日の朝は普段通りのスキンケアをした後に薄めのメイクをします。夜はアイメイクなど、メイクが落ちにくい部分のみクレンジングを使って落とし、顔全体は固形石鹸を良く泡立てて優しく洗顔するのみにします。その後は化粧水も乳液も使わず放置します。突っ張る感じが気になるとは思いますが、次の日の朝には肌から油分が出てくるので慣れてくるはずです。2日目、3日目も同じように薄いメイクと簡単な洗顔のみで過ごします。日焼け止めも塗らないようにして、日傘や帽子で紫外線対策をしましょう。こうして3日間過ごすと、驚くことに肌の水分や油分が自然にコントロールされ、肌のキメ細やかさがアップします。肌本来の持つ力が発揮されるのです。メイクと同じようにスキンケアは長年していくうちに過剰になりがちです。肌断食は過剰なスキンケアで水分や油分のバランスを失っていた肌を一度リセットし、本当に自分に合ったスキンケアを見つめ直すための方法です。単に肌をトレーニングするための方法では無いことを理解した上で是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
3.肌断食を行う上での注意
肌断食はお肌を甘やかさないという意図のものではありません。肌に異常を感じたらすぐに肌断食を中断しましょう。また、アトピー性皮膚炎や乾皮症など、肌の保護機能が低下する病気の人は、肌断食は行わない方がいいとされています。
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